質のいいシルクとは？手作りコスメ フルフリの杉社長に聞きました

　
手作り化粧品のショップ、フルフリフリフラの杉社長が久しぶりに都内の事務所にいらっしゃる・・・というコトなので、わーいとか言いながら遊びに行ってきました !!

杉社長・・・といえば、このサイトではミネラルファンデーションMMUPROJ.でおなじみ。
お友達だから言うわけではありませんが、たいそう誠実に化粧品を販売されている方です。
　
　
この日もまた、いろんなお話をしたのですが、とても勉強になったのがシルクについて。
　
MMUPROJ.には、シルク100％でできている下地パウダー（肌の凹凸を消す、サラサラつるつるに見える、肌を明るく見せる商品）があるのですが、これについて詳しいお話を聞くことができたので記事にしておこうと思います。

シルクパウダーとは

　
まず、化粧品に使われるシルクパウダーについて簡単に。

セリシンとフィブロイン

シルクは、セリシンとフィブロインという2つのタンパク質から構成されています。

精錬することによってセリシンが取り除かれ芯の部分のフィブロインが残るのですが、化粧品に使われている加水分解シルクというのは、このフィブロインのコトです。
　

　
このフィブロイン、シルクの芯の部分ですから、絹のなめらかな肌触り、色調、光沢をもっています。
そしてなにより、皮膚や毛髪に対して高い親和性を持っているので、保湿効果まである！

↓ 手持ちの本（化粧品成分用語辞典2008）で調べたところ、さらに、「チロシナーゼの抑制効果があるためメラニン色の生成を抑える美白効果が期待できる」・・・とまで書かれている・・・、そんな素敵成分なのです !!
　

フルフリフリフラMMUPROJ.のシルクはカネボウ開発品

「うちのシルクはいいヤツですよ～」という社長に、その内容を聞いてみたところ、それがカネボウの開発したものであることが判明。

フルフリさんの商品ページでは「10年以上前に、とある製糸メーカーが開発した」というふうに書かれていたのですが、カネボウだったのですね。納得。

このシルクは、特殊加工により粒子を滑らかな大きい球状にし、肌に付けた時に簡単に壊れる事によりサラサラ効果が出る事に成功した・・・という逸品。つまりお肌にのせると、結晶がパーンッとはじけて肌を自然に明るく＆しかも表面をつるつるに見せるコトができる・・・というワケなのです。

絹肌シルクパウダーの使用感　口コミ

　
さて、そんなことでフルフリの商品、絹肌シルクパウダーを改めてチェックしてみたいと思います。

事前にこの商品の存在理由を説明しておくと・・・

そもそも、ミネラルファンデーションというカテゴリの商品はミネラル（鉱物）だけでできているワケですから、他の形態のファンデと違って毛穴をパテのように埋めるシリコーンの類は配合されていません。そのため毛穴のカバー力が少し劣るという欠点がありました。（もちろん、毛穴を埋めないのでニキビができにくい＆シリコンが入っていないのでクレンジングが不要というメリットが大きいのですが。）

そこで、このような光と粒子の大小によって肌の凹凸をカバーする類のパウダーを商品化しているミネラルファンデブランドが多いのです。
　

　
そんなコトで、絹肌シルクパウダーの使用感ですよ！

実際に手の甲に塗ってみると・・・↓

手の甲右側（塗ってる方）だけ、肌のキメのラインが目立たないのがお分かりいただけるかと !!
すごいでしょコレ？毛穴だけでなく、それをつなぐ肌溝までフッとんでる。
　

　
前述したカネボウの特殊加工のおかげか、仕上がりが本当にサラツル。
　
　
これを下地に使うと、確かに「もともと肌がきれいな人」っぽくなれます。なってしまうのです !!

事前に肌にしっかりと水分を浸透させておく必要はある（シルクは、すごく吸水性がいい成分なので肌がぬれているとダマになるコトがある）のですが、使い慣れてくると、今までの肌よりも1段階仕上がりはアップしますねー。
　
　
ちなみに、下地だけでなくおしろいとしても使えるそうです。さらにお化粧直しやナイトファンデーションとしても利用ＯＫ。
オールマイティーな感じもうれしい。
　
　
エトヴォスのシルク下地が販売終了になってしまったコトですし、これからこの商品の注目度、さらにあがりそうです。
　
　
より詳しい説明は、フルフリのサイト。絹肌パウダー商品ページよりご確認ください。
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